ワイビーエムは、定評のあるメカトロニクス技術を駆使し土木建設機械の自動化に力を入れています。
地盤の強度が不足した土地に住宅を建設することによる後々の被害は、軽微な物であれば、「建具の据え付けが悪くなってきた」、「基礎にヒビ割れができてきた」程度の物ですむ場合もありますが、阪神淡路大震災の例でも分かるように最悪の場合、「建物の到壊により人命を危険にさらす」結果となることもあります。
今日の高品質で、耐久性の高い住宅を建設するには、建設を行うまえに土台である土地の地盤の診断が欠かせなものとなっています。
そこで、住宅建設を行う際には事前にスウェーデン式サウンディング試験を行い建築しようとしている土地の地盤強度の調査を行い地盤強度が不足していれば補強を行うことが一般的となりつつあります。
しかしながら、このスウェーデン式サウンディング試験は、非常に肉体的にもつらく、技術力も必要な大変な作業で建築現場での3K作業の一つに数えられてきました。
このスウェーデン式サウンディング試験を簡単に行うためにワイビーエムは、オートマチックGRを開発いたしました。
前述のスウェーデン式サウンディング試験と並び最近注目を集めている試験方法である「ラムサウンディング」にも取り組みました。ラムサウンディングは、スウェーデン式サウンディング試験と比較し地盤の貫入力が強いため多少のレキやN値が20と超えるような地盤が混じるような土地の調査で重宝されています。
ワイビーエムの技術はここまできました。
目標深度と、掘削角度を指定すると自動的にボーリングを行います。従来ボーリングを行うには「豊富な知識」と、「確かな腕」が必要とされてきました。私たちのもつメカトロニクス技術は、この難しい問題を解決し「全自動ボーリングマシン」を世に送り出しました。
地盤調査法で、3成分コーン貫入試験による調査法があります。この調査法に用いられる装置(コーンペネトロメータ)を自動圧入可能として、その専用施工装置を自走可能なベースマシンに組み込んだ自動貫入機です。
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