全自動 大型動的コーン貫入試験機
CRS-12-2
地盤工学会基準(JGS 1437-2014)準拠
日本産業規格(JIS A1230)に準拠
※適応範囲 大型
特許登録済!
硬くて、深い調査をより正確に、大型動的コーン貫入試験を自動測定式にしました。
液状化調査・判定にも対応できます。
旧名称:オートマチックラムサウンディング試験機
- 小型・自走式としたことにより、ボーリングマシンを用いて標準貫入試験を行う場合に比べ、現場到着から測定完了までの作業は非常に短時間で簡単になりました。
- 標準貫入試験と同等の貫入能力、スクリューウエイト貫入試験(旧:スウェーデン式サウンディング試験)と同等の機動性を有します。
- 打撃装置の基準適合化により、超軟弱粘土層の強度特性がより繊細に把握できます。高精度深度センサーを採用したことで、打撃中であっても自沈発生時に即座に打撃を停止し、自沈計測を行います。
- スクリューウエイト貫入試験では困難な「N値が30を超える地層」、「貫入長が20mを超える場合」においても容易に調査できます。
- ハイパー土壌すくいとストレーナ管を利用し、試料採取と地下水位測定を行うことができるため、液状化調査・判定等にも対応できます。
- 測定状況をタッチパネルにて確認することができます。
試験結果は内蔵プリンタにて出力でき、その場でデータの確認ができます。 - USBメモリに試験データを記録できます。試験結果は、データ処理ソフトR-ware、グラウンドサーチ(クラウド版)でビジュアルに処理・出力できます。(オプション)
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製品の特徴
-
国土交通省 排出ガス対策型建設機械
承認番号 3-473
◆動的コーン貫入試験装置の寸法と質量
大型 動的コーン貫入 試験装置 |
記号 | 単位 | CRS-12-2 | 地盤工学会基準 JGS 1437-2014 大型(SRS) |
日本産業規格 JIS A1230 大型 |
---|---|---|---|---|---|
◆打撃装置 | |||||
ハンマー質量 | m | kg | 63.5±0.5 | 63.5±0.5 | 63.5±0.5 |
落下高さ | h | mm | 500±10 | 500±10 | 500±10 |
ハンマー外径 | Dh | mm | 246 | – | – |
打撃装置総質量 | kg | 81 | (最大)115 | (最大)115 | |
◆アンビル(ノッキングブロック) | |||||
直径 | d | mm | 120 | 50<d<Dh | 50<d<0.5Dh |
質量 | m | kg | 17.5 | (最大)18 | (最大)18 |
準拠規格
- 地盤工学会基準 動的コーン貫入試験方法(JGS 1437-2014)
- 日本産業規格 動的コーン貫入試験方法(JIS A1230)
◆標準貫入試験との比較
記録不要で報告書をらくらく作成
データ処理・分析、レポート作成ソフト
R-wareソフト、グラウンドサーチ(クラウド版)は、調査したデータの処理・分析、報告書を自動的に短時間で作成することができるソフトウェアです。
液状化地盤調査にすくいの手
土壌試料採取器ハイパー土壌すくい
(特許登録済)
調査機の打撃力を利用し、ハイパー土壌すくいを任意の地点で所定の深度まで打撃貫入します。本体を回転させることで土壌すくい周面の試料を採取します。
製品仕様
名称 | 大型動的コーン貫入試験機 |
---|---|
形式 | CRS-12-2 |
■ハンマー落下装置 | |
形式 | 油圧式シリンダ+自動落下装置 |
ハンマー質量 | 63.5 kg |
ハンマー落下高さ | 50 cm |
打撃回数 | 20 回/分 |
■フィード | |
形式 | 油圧式シリンダーフィード |
フィードスピード | 0~6 m/min(上昇) |
0~9 m/min(下降) | |
フィードストローク | 1,350 mm |
引抜力 | 39.6 kN(MAX) |
■スピンドル | |
ドライブ方式 | 油圧モータドライブ |
回転数 | 7 min-1 |
回転トルク | 500 N・m(MAX) |
ロッドチャック方式 | 油圧チャック |
■ベースマシン | |
形式 | 0.028m3クラス |
走行速度 | 高4.0 低2.1 km/h |
エンジン出力 | 9.2 kW / 2000 min-1 |
■寸法 | |
寸法(L×W×H) | 2,350×830×2,570 mm |
質量 | 1,745 kg(ロッドは含まない) |
仕様は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。