Y-Shared

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建設業界では、建設現場を魅力のある現場へと劇的に変えていくために、ICTの全面的な活用等により生産性向上を図る取組「i-Construction」が進められています。ワイビーエムでも「ICT地盤改良工」を可能とする杭芯位置誘導システムY-Navi[ワイ・ナビ]を開発しました。
さらに、これまで培ったICT、IoTの技術を活用して、機械のメンテナンスやトラブル対策に有効な「機械情報管理システム」、施工の見える化を実現する「遠隔監視システムForブラウザ」を追加開発しました。これら様々な機械情報を共有・利用した3つのICTソリューションを統合させた全く新しいサービス、それがY-Sharedです。

Y-Navi 杭芯位置誘導システム

2020年3月にICT固結工(スラリー撹拌工)の指針案が公開されました。これに併せて情報化施工(ICT施工)の活用が本格的に推進されるものと思われます。「杭芯位置誘導システムY-Navi」はワイビーエムの技術を結集し満を持して開発したICT固結工(スラリー撹拌工)に対応した商品です。

Y-SPEAR 鋼管杭打設管理制御システム

コンピュータ制御で施工を確実にアシスト、安心管理、リアルタイムな情報伝達で業務効率を改善。現場の施工管理者はもちろん遠隔地からも施工状況をリアルタイムに確認することができます。

弾性波伝送方式 位置計測システム

掘削ビット内部に設置したセンサーにより掘削ビットの位置情報を計測し、データを弾性波信号に変換、ボーリングロッドを通して地上まで伝送することにより掘削ビットの位置や角度を計測するシステムです。掘削深度に関係なく建物や河川どの障害があるところでも掘削ビットの位置計測が可能です。

ウルトラファインバブル

体積相当の直径が100μm未満のバブルをファインバブルと呼びます。
ファインバブルの中に1μm未満のウルトラファインバブルと1μm以上100μm未満のマイクロバブルがあります。
弊社独自の旋回流方式(キャビテーション)のウルトラファインバブル発生装置『 ファビー 』で液中に入れた各種気体(空気、酸素、二酸化炭素、オゾン等)を微細化します。

※ファインバブル(FB):体積相当の直径が100μm未満のバブル
ウルトラファインバブル(UFB):体積相当の直径が1μm未満のファインバブル
マイクロバブル(MB):体積相当の直径が1μm以上100μm未満の範囲のファインバブル
ISO 20480-1及びJIS B 8741-1より

地中熱利用システム

地中熱とは地下100m程度までの熱エネルギーです。
地表から約10〜50m以深の地中の温度は、その地域の年平均気温とほぼ同等です。
夏の暑さに比べると涼しく、冬の寒さに比べると温かい、この温度差を有効利用したのが地中熱利用ヒートポンプシステムです。
地中との熱交換を行うことで、ヒートポンプに係る消費電力を低減し省エネを実現します。

FJプラントシステム

FJプラントシステムはポンプでくみ上げた流量調整槽内の排水に、空気中の窒素を除去し濃度90%以上に濃縮した酸素ガスをFJ式溶解装置(特許)で高濃度に溶解して流量調整槽に戻すシステムです。
生物処理槽に流入する前段階でBODなどの酸化処理が促進され、生物処理槽に流入する負荷が軽減されるため曝気槽内の曝気量を削減できるとともに余剰汚泥発生も大幅低減できます。
さらに嫌気状態により発生する硫化水素ガスなどを抑制するため悪臭発生を低減できます。

噴流式水質浄化システム

酸素やオゾンを、水とともに噴流ボックス(特許登録済み)内に噴射し、発生する攪拌混合力の強い渦によって、効率よく水に溶解させます。
酸化力の強いオゾンを、効率よく水に溶解させるため、池、湖沼、ダムなどで問題となっているアオコや悪臭原因物質の酸化・分解に、オゾンを効果的に利用できます。
また、同時に溶解させた酸素によって、アオコの増殖や悪臭の発生の抑制手段の一つである、貧酸素層の溶存酸素回復にも利用できます。

新しい掘削方法による急速削孔機

これまでの削孔技術は基本的に以下の2つの方法が利用されてきました。

  1. 回転と荷重を与える(ボーリングマシンなど)
  2. 回転と打撃を与える(ロータリーパーカッションドリルなど)

しかしながら、回転と荷重を与える方法は音は静かであるが削孔速度は遅い。
回転と打撃を与える方法は、削孔速度は速いものの激しい打撃音を出し建設作業現場の騒音公害の一因となっていました

ウォータージェットによる堆積カキ殻粉砕システム

昔からの好漁場である有明海沿岸において、1972年頃から商品価値のない小型のマガキの繁殖が目立ち始めました。
カキは、死んだカキの殻の上に卵を産んで次々に繁殖し、現在50cmから1mの厚さに堆積したカキ殻層は、佐賀県海域だけでも800ヘクタールに達し、海苔養殖用の竿を立てることができなくなったり、アサリ貝の養殖が困難になるなどの漁業被害をはじめとし、この肥沃で美しい海の環境を大きく変化させようとしています。

動的貫入試験 オートマチックラムサウンディング 液状化

東日本大震災において液状化による小規模建築物の被害が多く見られました。小規模建築物基礎地盤における液状化対策の必要性が叫ばれていると同時に、液状化調査・判定法においてはFL法・PL法の導入が必須との見方は少なくありません。

本論では、仮設が軽微で貫入能力が高く、機動性が高いオートマチックラムサウンディングを用いて、液状化調査およびFL法・PL法による判定を行った事例を報告します。その結果、オートマチックラムサウンディングを用いた液状化調査・判定結果は標準貫入試験による結果と同等値が得られました。

また、オートマチックラムサウンディングは深度方向に連続的な調査が可能なことから、PL値の信頼性は標準貫入試験と同等以上と考えられます。

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