本システムはICTの導入で、事前設定による自動制御であるとともに管理者が遠隔地からも施工機の自動運転設定やプラントのバッチ設定等を管理できるため、現場状況の変化に即応できる点で柔軟性があるオートパイロット機能を搭載したロボット化技術です。
Y-LINKは、コストパフォーマンスに優れ、施工サイクルタイムを短縮でき、高品質で信頼性の高い地盤改良工事を行うことができるオートパイロット機能を搭載した画期的なシステムなのです。
従来の地盤改良工事管理システムの形態
機械相互の関連は無く、機械ごとに配置されたオペレータが相互に連絡しながら地盤改良工事を行います。
Y-LINK 全自動施工管理制御システムの形態
施工が完了すると、施工データが「施工管理装置」にバックアップされ、さらに設定した複数のメールアドレスに施工データを送ることができます。受信した施工データを画面上でタイムリーに確認する事もできます。
安全性
- さまざまなトラブルに対応「自動停止システム」
- 無線通信の異常
- 施工機が傾いた時
- 過大なトルクが掛かった時
- ポンプの異常
施工現場では、さまざまなトラブルに対応できるシステムが必要不可欠です。Y-LINKでは、こうした事態が発生した場合、自動的に全機械が同時に停止するシステムとしました。
さらに、オペレーターが危険を察知し回避行動を行うことで全機械が停止する仕組みとなっています。
Y-LINKなら、これまで作業員が連絡を取り合うために要したタイムロスを解消して緊急停止することができます。
利便性
- 事前入力ですぐに施工開始「自動制御ソフト」
これまでは施工当日に施工機の管理装置にデータを入力していました。Y-LINKでは、パソコンなどで事前に入力・内容の確認ができ、入
力ミスを防止する事ができます。
事前設定したデータを読み込んでスタートスイッチをONにすれば、自動施工が始まります。